Publications by Kyoto University Researchers
進化の末に、動物は「賢さ」を獲得した。 それは人間も、サルも、カラスも、イルカも、タコも、みんな同じである。 われわれは自分たちだけが賢いと思っていないか?
心理学との境界線を行くユニークな動物研究の分野を開拓してきた著者が、動物行動学の歴史から最新の研究まで、豊富な事例を示すとともに読者へと問いかける。ドゥ・ヴァールが新たに提唱する「進化認知学」とは―― 人間中心の科学から脱却し、動物の認知とは何かを見つめなおす。
驚きのエピソード満載、著者自身の手によるイラスト多数。待望の最新作!
●チンパンジーは食べ物のありかを知っていることを悟られないようにふるまう ●カケスは相手が何を欲しがっているか見極めてプロポーズの贈り物を選ぶ ●アシナガバチは一匹ずつ顔が違い、仲間の顔を見分けている ●タコは自分を攻撃した人間を覚えていて、怒りをあらわにする
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