ユングの神経症概念

ユングの神経症概念

翻訳
心理
ヴォルフガング・ギーゲリッヒ著 ; 河合俊雄 [ほか] 訳
河合俊雄(人と社会の未来研究院 / 共訳)
Toshio Kawai (人と社会の未来研究院, 共訳)
出版年月
図書体裁
A5判
出版社
創元社
ISBN
9784422117638
定価(税抜)
4,000
頁数
224
本文言語
日本語

内容紹介

治療的な心理学の黎明期に中心的な主題となった神経症は、心理学自身の理論形成や自己理解に大きな影響を及ぼしたが、C・G・ユングだけは当時の因果論モデルや医学モデルへの囚われから自由だった。ユングの神経症概念をユング自身のテキストに即して導き出し、それを手がかりに、心理学のあり方を根本から問い直しながら、心の病への新たな視点を提示する。心理学の理論と実践を結ぶギーゲリッヒの重要著作、待望の邦訳。

図書に貢献している教員