歴史のなかの根来寺 : 教学継承と聖俗連環の場 (トポス)

歴史のなかの根来寺

教学継承と聖俗連環の場 (トポス)

共著
文化・宗教
山岸常人 編
山岸常人(工学研究科 / 編集), 上島享(文学研究科 / 分担執筆)
出版年月
図書体裁
A5判
出版社
勉誠出版
ISBN
9784585210429
定価(税抜)
3,800
頁数
260
本文言語
日本語

内容紹介

真言宗中興の祖・覚鑁(かくばん)の遺志を継ぎ、稀代の学僧である頼瑜(らいゆ)により、根来の地にて展開した新義真言宗の総本山、根来寺。密教における教相の修学拠点として、また事相相承の法流拠点として、数多くの修学僧が往来し、各地に所在する史資料がその法流の伝播と影響を今に伝えている。中世という変革の時代にあって、聖俗様々な要素の変容と葛藤の中で、真言寺院はいかなる営みを為し、展開していったのか。寺院史・政治史における最新の研究成果、また、根来寺遺構調査および文化財調査の新知見より、その実像を明らかにする。

図書に貢献している教員