材料電子論入門 : 第一原理計算の材料科学への応用

材料電子論入門

第一原理計算の材料科学への応用

共著
工学
田中功 他
田中功(工学研究科 / 共著者), 世古敦人(工学研究科 / 共著者)
Isao Tanaka (工学研究科, 共著者), Atsuto Seko (工学研究科, 共著者)
出版年月
図書体裁
A5
出版社
内田老鶴圃
ISBN
9784753655595
定価(税抜)
2,900
頁数
200
本文言語
日本語

内容紹介

21世紀に入り計算機とその利用技術に大きな進歩があり,第一原理計算により物質の電子構造を定量的に評価することが可能となった.これを背景に本書は,材料科学を修めようとする大学生や,材料工学分野で活躍している若手研究者を対象に,量子論に基づいて物質の電子構造を理解してもらうことを目指して執筆している.電子を記述するためのシュレディンガー方程式の導出からはじめ,孤立原子,単純分子について解説したあと結晶の電子構造について述べる.そして,第一原理計算を材料科学へ応用するための流れについて概説している.原子,分子から結晶までを一連の流れとして記述し,材料科学に応用することも意識した類書にない構成となっている.

図書に貢献している教員