〈茨の国〉の言語 : マダガスカル南部タンルイ語の記述

〈茨の国〉の言語

〈茨の国〉の言語

マダガスカル南部タンルイ語の記述

単著
文化・宗教
地域研究
言語
歴史
西本希呼(東南アジア地域研究研究所 / 著者)
Noa Nishimoto (東南アジア地域研究研究所, 著者)
出版年月
図書体裁
A5
出版社
慶應義塾大学出版会
ISBN
9784766424508
定価(税抜)
4,800
頁数
328
本文言語
日本語

内容紹介

アフリカにもっとも近いアジア、アフリカ大陸の東海岸に位置する国、マダガスカル。
遠く離れた東南アジア島嶼部やオセアニア地域と同じオーストロネシア語族の消えゆく言語を体系的に記述する、世界初の試み。

アフリカ大陸の東海岸に位置する国、マダガスカル。

しかし、「アフリカにもっとも近いアジア」と呼ばれるマダガスカルの言語は、東南アジアやオセアニアの島嶼国(ポリネシア、メラネシア、ミクロネシア)と同じオーストロネシア語族に属し、またその南部タンルイは、有棘植物が生い茂るため、〈茨の国〉と呼ばれる厳しい自然環境の無文字社会である。

〈茨の国〉タンルイに分け入り、これまで未記述のタンルイ語をゼロから現地調査し、音、語や文の成り立ちから言語表現に投影された価値観や文化まで記述する、気鋭の力作。

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