Publications by Kyoto University Researchers
マダガスカル南部タンルイ語の記述
アフリカにもっとも近いアジア、アフリカ大陸の東海岸に位置する国、マダガスカル。 遠く離れた東南アジア島嶼部やオセアニア地域と同じオーストロネシア語族の消えゆく言語を体系的に記述する、世界初の試み。
アフリカ大陸の東海岸に位置する国、マダガスカル。
しかし、「アフリカにもっとも近いアジア」と呼ばれるマダガスカルの言語は、東南アジアやオセアニアの島嶼国(ポリネシア、メラネシア、ミクロネシア)と同じオーストロネシア語族に属し、またその南部タンルイは、有棘植物が生い茂るため、〈茨の国〉と呼ばれる厳しい自然環境の無文字社会である。
〈茨の国〉タンルイに分け入り、これまで未記述のタンルイ語をゼロから現地調査し、音、語や文の成り立ちから言語表現に投影された価値観や文化まで記述する、気鋭の力作。
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2019年3月26日(火曜日) - 11:01
受賞ニュース
京都大学で優れた研究成果を挙げた若手女性研究者を顕彰する京都大学たちばな賞(優秀女性研究者賞)を、人間・環境学研究科特定研究員の西本希呼氏が受賞しました。