農と食の新しい倫理

農と食の新しい倫理

農と食の新しい倫理

編著
農学
秋津元輝, 佐藤洋一郎, 竹之内裕文編著
秋津元輝(農学研究科 / 編集, 分担執筆)
motoki akitsu (農学研究科, 編集, 分担執筆)
出版年月
図書体裁
四六判
出版社
昭和堂
ISBN
9784812217207
定価(税抜)
3,000
頁数
310
本文言語
日本語

内容紹介

あなたは何を食べているのか? 
それはどこから来たのか? 
そもそも、いったい何を食べるべきなのか? 
複雑化さを増す現代社会で、消費者・生産者一人ひとりが対峙すべき「食」とその根本にある「農」の問題を、倫理の視点で見つめなおす。

目次

序 農と食の新しい倫理をもとめて 竹之内裕文

◇第Ⅰ部 農と食をつなぐ試み
第1章 農と食をめぐる今日的課題――世界のなかの日本 秋津元輝
第2章 農と食をローカルにつなぐ――有機農業運動という試み 波夛野豪・藤本穣彦
第3章 協同組合が結ぶ農と食のコミュニティ――生産者と消費者が米を共に創る 辻村英之
第4章 選択する消費者、行動する市民――食から社会を変える 立川雅司

◇第Ⅱ部 農と食の新しい倫理をもとめて
第5章 農と食をつなぐ倫理と実践――考えと行動のための指針 秋津元輝
第6章 食文化の「型」――文化遺産としての「和食」 安井大輔
第7章 失われた「食育」――消費者から国民へ 中村麻理
第8章 山とまちの採集食――暮らしを自然に近づける 柏尾珠紀
第9章 動物を殺して、食べる――食べること、いのちに与(あずか)ること 竹之内裕文
第10章 農と食を結びなおす――産業社会における農と食の倫理 竹之内裕文
終 章 佐藤洋一郎
 
 ◇学びを深めたい人のための文献案内

図書に貢献している教員