環世界の人類学

環世界の人類学

単著文化・宗教

石井美保(人文科学研究所 / 著者)
出版年月
2017.02
図書体裁
A5上製
出版社
京都大学学術出版会
ISBN
9784814000739
定価(税抜)
5,000円
頁数
526
本文言語
日本語

内容紹介

絶え間ない変化の中で、神霊の力に満たされた野生の領域とのつながりを創りだしてきた南カナラの人々。顕在と潜在の間を往来するその営みに焦点を当て、人々とその環世界の生成と変容の過程を描きだす。人間と野生の力との出逢いと交渉を、生物と生そのものとのパトス的な関係性としてとらえなおす、新しい「環世界の人類学」の誕生。

目次

序章 環世界の人類学にむけて

第一部 野生=神霊の力と人間
一章 水田と山野、神霊の土地
二章 ペラールの大社と神霊たち
三章 パールダナ──詠われる起源神話
四章 神霊の大祭
五章 「やりとりのネットワーク」と野生の力の流通
六章 憑依の経験とパースペクティヴの戯れ

第二部 制度的変容と新たな環世界の生成
七章 大社をめぐる抗争と神霊のエイジェンシー
八章 南カナラにおける土地制度の変遷
九章 母系制の近代法化と母系親族集団
十章 人々にとっての母系制
十一章 「土地の主」としての神霊と土地改革
十二章 大規模開発の中の神霊たち
十三章 工業プラントにおける新たな環世界の生成

終章 存在、パトス、環世界

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