原典 ルネサンス自然学 【上巻】

原典 ルネサンス自然学 【上巻】

翻訳
哲学・思想
池上俊一 監修
田中祐理子(人文科学研究所 / 共訳)
Yuriko Tanaka (人文科学研究所, 共訳)
出版年月
図書体裁
菊判
出版社
名古屋大学出版会
ISBN
9784815808808
定価(税抜)
9,200
頁数
648
本文言語
日本語

内容紹介

万物をめぐる知の総体を集成――。身体から宇宙まで、料理から農事まで、魔術から機械まで、実験から教育まで、驚異から地理まで、計算から原子まで……、本邦初訳テキストと貴重図版により「科学的人文主義」の精華をつたえる待望のアンソロジー上巻。――開かれるミクロコスモス。

目次

凡 例

解説 ルネサンス自然学 (池上俊一)

  自然誌
1 フランシス・ベイコン
  森の森

  動物誌
2 コンラート・ゲスナー
  動物誌

  植物誌
3 プロスペロ・アルピーニ
  ルバーブ論

  農 学
4 オリヴィエ・ド・セール
  農業の劇場

  料理術
5 プラーティナ
  適正な快楽と健康について

  温泉論
6 ウゴリーノ・ダ・モンテカティーニ
  温泉論

  医 学
7 ジャン・フェルネル
  事物の隠れた原因

8 ジローラモ・フラカストロ
  伝染・伝染病およびその治療について

  解剖学
9 アンドレアス・ヴェサリウス
  人体の構造について

10 マルチェッロ・マルピーギ
  肺についての解剖学的観察

  発生学
11 ウィリアム・ハーヴィ
  動物の発生

  驚異論
12 アンブロワーズ・パレ
  怪物と驚異について

  自然魔術
13 ヘンリクス・コルネリウス・アグリッパ
  オカルト哲学について

14 パラケルスス
  像についての書

15 トンマーゾ・カンパネッラ
  事物の感覚と魔術について

図書に貢献している教員