Publications by Kyoto University Researchers
共感社会と家族の過去、現在、未来
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人類の社会性の進化とは?
ヒト科の中で唯一生き残った種、私たちホモサピエンス。生き残りの秘密は「社会的知性」にあった。この人類の進化の冒険を俯瞰し人類の未来社会への示唆を探る、「ゴリラの国の留学生」、山極寿一(第二十六代京都大学総長)からのメッセージ。本郷峻(京都大学霊長類研究所 研究員)との共著。MOOCのひとつEDXの講座、「Evolution of the Human Sociality」の副読本。
●混迷の21世紀を生きる私たちに、望ましいこれからの社会像とは、そして家族像とは、を考えさせる、「社会的知性」の起源と進化を明らかにする書。
●家族の変容、教育現場の混乱、子供の貧困、格差、テロ・紛争、環境変化への適応など21世紀が抱えるヒト社会の課題に、ゴリラ、サル、チンパンジーが教えてくれるヒント・ティップス集でもある。
●上下巻に分かれ、上巻は「サバンナへの進出」「出アフリカ」など、祖型人類から始まる「進化の冒険」が語られる。霊長類学、社会人類学、文化人類学、先史考古学、民族学などの学習者・研究者の参考図書。
●下巻は「society5.0」を目前にした現代にあって、「社会」を学び、「社会」を対象にした仕事を担う人のための参考図書となるであろう。コミュニケーション学、家族学、言語学、認知心理学、脳神経学、平和構築学、法社会学、都市経済学、経済人類学、など多岐にわたる知見がちりばめられ、知的興奮を堪能できる。
第7章は以下のURLにて立ち読みができます。 http://society-zero.com/icard/archives/2982
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