戦後日本の中国観 |京大新刊情報ポータル

戦後日本の中国観

アジアと近代をめぐる葛藤

中公選書 122

単著

地域研究

社会

歴史

小野寺史郎(人間・環境学研究科 / 著者)

Shiro ONODERA (人間・環境学研究科, 著者)

長く影響を受けてきた国、中国。距離的にも心理的にも近いが、その政策、対外行動、中国で起こる事件は理解しがたいものである。本書は日本の中国近現代史研究をひもとき、日本人の中国観に迫る。文化大革命、日中国交正常化、天安門事件などを経て、日本の隣国への見方はどう変化したのか、丹念に追う。