近世後期の世界認識と鎖国

近世後期の世界認識と鎖国

単著
歴史
岩崎奈緒子(総合博物館 / 著者)
Naoko Iwasaki (総合博物館, 著者)
出版年月
図書体裁
A5判
出版社
吉川弘文館
ISBN
9784642043410
定価(税抜)
9,500
頁数
274
本文言語
日本語

内容紹介

工藤平助の「加模西葛(カムサ)杜加(スカ)国風説考」(赤蝦夷風説考)には、日本で初めてロシアを描いた地図が挿入され、松平定信らに大きな衝撃を与えた。中国を凌駕するヨーロッパの巨大国家に幕府はいかに対峙したのか。寛政期から文化期にかけての対ロシア外交と蝦夷地政策の歴史的位置を、世界認識の転換のダイナミズムにおいて捉え直し、「鎖国」を再考する。

図書に貢献している教員