京都大学建築学100年の歩み = 100 years of Kyoto University architecture

京都大学建築学100年の歩み = 100 years of Kyoto University architecture

編著
大学・学問
建築
京都大学建築学教室創立100周年記念史出版編集委員会編
伊庭千恵美(工学研究科 / 分担執筆), 大﨑純(工学研究科 / 分担執筆), 川瀬博(防災研究所 / 分担執筆), 聲高裕治(工学研究科 / 分担執筆), 竹脇出(工学研究科 / 分担執筆), 西山峰広(工学研究科 / 分担執筆), 原田和典(工学研究科 / 分担執筆), 吉田哲(工学研究科 / 分担執筆)
Chiemi Iba (工学研究科, 分担執筆), Makoto Ohsaki (工学研究科, 分担執筆), Hiroshi Kawase (防災研究所, 分担執筆), Yuji Koetaka (工学研究科, 分担執筆), Izuru Takewaki (工学研究科, 分担執筆), Minehiro Nishiyama (工学研究科, 分担執筆), Kazunori Harada (工学研究科, 分担執筆), Tetsu Yoshida (工学研究科, 分担執筆)
出版年月
出版社
京都大学学術出版会
ISBN
9784814003389
定価(税抜)
3,000
頁数
427
本文言語
日本語

内容紹介

紹介
2020年に創立100年を迎えた京大建築学教室。この長い歩みのなかで名だたる建築家たちを輩出してきた。建築環境工学の礎を築いた前田敏男、「構造学派」をつくった棚橋諒、海外から新様式を日本に導入した武田五一……人の暮らしを創り、デザインし、守り続けてきた京大建築学の真髄。次の礎となる建築を築くため、この100年を振り返る。

目次

はじめに

人のいとなみの場を求めて
 鉄筋コンクリート構造の開拓者 日比忠彦
 建築環境工学を創設した藤井厚二
 教育者・大学人としての西山夘三
 増田友也の建築的探究
 川上貢の日本建築史学
 コラム 1 1950年代京大建築学生の講義ノートから
 コラム 2 武田五一のアルバム
〈座談会〉歴史を振り返って考える

安全を設計する
 庭園から鉄筋コンクリート構造へ そして、また園芸へ 坂静雄
 建築耐震構造学の基礎を築いた世界的先駆者 棚橋諒
 建築構造学研究の基礎を築いたジェネラリスト 横尾義貫
 非なるもの・不なるもの・動なるものの解明を目指した小堀鐸二
 寡黙で誠実な教育者 若林實
〈座談会〉守る/受け継ぐ

心地よさを科学する
 建築環境工学の礎を築く──独創的な理論構築から建築設計への発展を目指して 前田敏男
 多様な考え方と自由な発想を大切にする 堀江悟郎
 建築照明のパイオニア 松浦邦男
 熱・音響解析に的確な理論を構築した寺井俊夫
 建築環境工学におけるオリジナリティを追求した松本衛
〈座談会〉望む/臨む
 コラム 3 新型コロナ対策期の学部設計演習
 コラム 4 京都大学建築系図書室のこれから

資料編
刊行にあたって──本書はいかに編まれたか

 索引
 執筆者一覧
 編集委員会一覧

図書に貢献している教員