津波被災と再定住

津波被災と再定住

学会賞
単著
社会
防災
前田昌弘(工学研究科 / 著者)
Masahiro Maeda (工学研究科, 著者)
出版年月
図書体裁
A5上製
出版社
京都大学学術出版会
ISBN
9784876988969
定価(税抜)
4,300
頁数
400
本文言語
日本語

内容紹介

2017年都市住宅学会賞・著作賞受賞!

自然災害などによって「再定住」を余儀なくされた人びとが直面する生活再建上の問題について、理論的な検討と具体的な事例をもとに論じる。2004年インド洋津波後の継続的調査にもとづいて再定住の論点と方法を体系化した本書は、東日本大震災における再定住のハード面の計画の見直しやソフト面での被災者支援のあり方を検討する上でも有益である。

目次

はじめに
第1章 序論
topics-1 非常時の適正技術
第2章 危機的移行としての再定住
topics-2 原発事故からの避難と住情報支援
第3章 暮らしの再建をはかるフレームの構築
topics-3 支援と“信頼”構築
第4章 レジリエントな再定住は可能か
topics-4 縮退化時代の再定住地計画
第5章 コミュニティにおける結合の原理と実際
topics-5 原子力災害被災者の再定住とコミュニティ・デザイン
第6章 暮らしの再建を支える社会関係
topics-6 建築とアイデンティティ
補章1 分断される被災集落
補章2 ジャングルへと還る再定住地
第7章 結論
あとがき

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