夢みるインドネシア映画の挑戦 (混成アジア映画の海 2)

夢みるインドネシア映画の挑戦

混成アジア映画の海 2

単著
文学・芸術
文化・宗教
地域研究
西芳実(東南アジア地域研究研究所 / 著者)
Yoshimi Nishi (東南アジア地域研究研究所, 著者)
出版年月
出版社
英明企画編集
ISBN
9784909151223
定価(税抜)
2,500
本文言語
日本語

内容紹介

大小17,000もの島々から成り、世界4位の人口を擁する多民族国家インドネシアは、映画大国でもある。国産映画は毎年約100本作られ、そのうち十数本が100万人超の観客を動員する。本書では、特に1998年政変以降に制作されたインドネシア映画の物語とその語られ方の分析から、インドネシアが何を理想として国と社会を構想し、何を恐れ、何を悲しみ・悼み、どこに希望を見出して国として歩んできたのかを探る。映画からインドネシア史を読み解き、読めば映画がより愉しめる挑戦的な一冊。

京都大学研究成果(プレスリリース), 2021年12月28日
インドネシア映画に映される国民的課題を分析 -父親の権威、宗教と暴力、歴史認識を問い直す-
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2021-12-28

図書に貢献している教員