Publications by Kyoto University Researchers
地域と企業の生き残り
日本はかつて水と安全はタダである言われてきた。現在のところ大きなテロこそ発生していないものの、地震・台風・大雪などによる何らかの自然災害は毎年のように発災しており、決して日本は「安全な国」であるとは言えない。また、ジャスト・イン・タイムが究極的に発達していることによって、日本のどこかで何らかの災害が発生すると部品の供給が止まり、連鎖的に思わぬところで操業が止まる事態が最近露呈するようになってきた。これらの操業停止から速やかに復旧できないようでは企業は顧客を失いかねない。
本書では、リスクとどのように向き合い、発災した場合はどのように復旧すべきかなどを、過去の事例や先進的な取り組みなどを取り上げて解説し、企業・団体・官公庁はそれぞれどうあるべきかを示したものである。
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