Publications by Kyoto University Researchers
研究伝統の百年史
叢書・知を究める 13
科学哲学は科学と離れて独自の問題意識を育ててきた。しかし、その問題意識を科学者に説明するには苦労することもある。どうしてなのだろうか。 本書では、現在とつながるような研究があらわれる1830年ごろから、ウィーン学団の結成が宣言されて科学哲学が学術分野として成立する1929年までの100年間におよぶ科学哲学の道のりをたどることで、この問いに答える手がかりを考えてゆく。
[ここがポイント] ◎ 科学哲学の歴史を振り返り整理する ◎ 幅広く文献を渉猟し見取り図を描き出す
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