人工細胞の創製とその応用 (バイオテクノロジー)

人工細胞の創製とその応用

バイオテクノロジー

その他
医歯薬・生命
植田充美 監修
植田充美(農学研究科 / 監修), 佐々木善浩(工学研究科 / 分担執筆), 秋吉一成(工学研究科 / 分担執筆), 青木航(農学研究科 / 分担執筆), 黒田浩一(農学研究科 / 分担執筆)
Mitsuyoshi Ueda (農学研究科, 監修), Yoshihiro Sasaki (工学研究科, 分担執筆), Kazunari Akiyoshi (工学研究科, 分担執筆), Wataru Aoki (農学研究科, 分担執筆), Kouichi Kuroda (農学研究科, 分担執筆)
出版年月
図書体裁
B5
出版社
シーエムシー出版
ISBN
9784781312330
定価(税抜)
72,000
頁数
214
本文言語
日本語

内容紹介

生命機能を人工的に再構成することにより「生命」を理解する人工細胞の研究が活発化。無細胞タンパク質合成、人工膜、ゲノム合成など「人工細胞」創製と医薬応用、高機能品生産、培養モデルなどへの展開をまとめた。

目次

第1章 タンパク質合成技術
1 無細胞タンパク質合成系による生命システムの再構成
2 人工細胞と無細胞タンパク質合成システム
3 再構成型無細胞タンパク質合成系の有用性
4 ヒト完全再構成型タンパク質合成システム
5 非天然アミノ酸の導入
第2章 人工膜創製技術
1 人工細胞の容器としてのリポソーム
2 無細胞タンパク質合成系とベシクルによる人工細胞の構築
3 リポソームによる人工細胞の創製
4 ベシクルの複合化による人工細胞構築の新展開
5 バイオソフトマターの物理工学に基づく非平衡開放系の人工細胞の構築と制御
6 マイクロ・ナノデバイスによる膜系システムの理解
7 膜弱秩序構造のダイナミクス
第3章 人工細胞創製
2 進化する人工細胞の構築と生命の起源
3 RNAを転写因子とする人工遺伝子回路の創製
4 無細胞システムによる生命システムの理解
5 マイクロデバイスを用いた細胞の構成的理解
第4章 展開
1 設計生物学
2 遺伝暗号リプログラミングによる人工翻訳系の創製
3 ゲノム複製サイクル再構成系とその展望
4 ボトムアップで細胞を理解する『リバース分子生物学』の提唱
5 人工塩基対による遺伝情報の拡張
6 哺乳類生命体培養モデルの創成
7 セルファクトリーから真のスマートセル構築に向けて

図書に貢献している教員