近代天皇制と社会

近代天皇制と社会

共著社会

高木博志 編
高木博志 (人文科学研究所 / 編集), 福家崇洋 (人文科学研究所 / 分担執筆), 池田さなえ(人文科学研究所 / 分担執筆), 田中智子(教育学研究科 / 分担執筆)
出版年月
2018.10
図書体裁
A5
出版社
思文閣出版
ISBN
9784784219551
定価(税抜)
7,300円
頁数
552
本文言語
日本語

内容紹介

天皇が国家の頂点に立った近代、天皇制は人びとにどのように受け入れられていったのか。
社会における受容のありよう、権威を高めていった顕彰という行為の具体的検証を通して、天皇不在の社会へ天皇制が浸透していく過程を描き出す。
明治維新から戦後まで、現代の象徴天皇制へとつながる近代天皇制を、「社会」をキーワードに検討する意欲作。

目次

序論に代えて―近代天皇制と顕彰―(高木博志)

第Ⅰ部 近代天皇制と顕彰
神武陵と橿原神宮の周辺―国家神道・教派神道再考―(幡鎌一弘)
神功皇后伝説の地域的展開と「皇国」意識―金沢の八幡信仰とその表象―(本康宏史)
明治前期の陵墓・皇霊祭祀の特質(上田長生)
明治期における地域の楠公父子顕彰(尾谷雅比古)
近代遙拝所と地域社会―奈良県下の事例を中心として―(市川秀之)
神国大博覧会開催計画とその行方―昭和初期における松江観光都市化戦略とその帰結―(能川泰治)
中島久万吉筆禍事件の社会的背景(廣木尚)
「国体明徴」と宗教運動(福家崇洋)

第Ⅱ部 社会のなかの天皇制
明治維新と画壇の再編(中野慎之)
森有礼「不敬」・暗殺事件顛末―虚実の報道を通して―(田中智子)
明治中期の皇室と社会―長野県横川山御料林における天皇・皇室の「不在」―(池田さなえ)
近代天皇制と大麻問題(ジョン・ブリーン)
大正・昭和戦前期の伊勢神宮参拝の動向―娯楽とナショナリズムの両側面から―(平山昇)
天皇制ファシズムと地域社会―「勝つために戦ふ村」の虚構と現実―(遠藤俊六)
三笠宮の「史学会発言」と社会(河西秀哉)

図書に貢献している教員