民法の現代化 (契約法の現代化 II)

民法の現代化

契約法の現代化 II

単著
法律
山本敬三(法学研究科 / 著者)
Keizo Yamamoto (法学研究科, 著者)
出版年月
図書体裁
A5
出版社
商事法務
ISBN
9784785726669
定価(税抜)
9,200
頁数
480
本文言語
日本語

内容紹介

「債権法改正の基本方針」を手がかりに、民法の現代化の方向性を検討する 
第1巻『契約規制の現代化』で明らかになった契約規制の現況をふまえ、そこで形成されつつある契約規制の法理を明らかにする。主に2007年から2013年の間に公表した11編の論文を収録。契約責任法も含め、特に「債権法改正の基本方針」を手がかりとしながら、民法の現代化の方向性を検討する。

目次

第1部 契約規制の法理と民法の現代化――総論
 第1章 基本権の保護と契約規制の法理
 第2章 契約規制の法理と民法の現代化
第2部 契約規制の法理と民法の現代化――各論
 第3章 保証契約の適正化と契約規制の法理
 第4章 民法の現代化と労働契約法
 第5章 民法改正と錯誤法の見直し――自律保障型規制の現代化
 第6章 消費者契約法の改正と締結過程の規制の見直し――誤認による取消しの現況と課題
第3部 契約責任法の現代化
 第7章 契約の拘束力と契約責任論の展開
 第8章 日本における債務不履行法の変遷と課題――ドイツ法との対比から
 第9章 債務不履行責任における「帰責事由」
第4部 信託法と契約責任法の現代化
 第10章 受託者の自己執行義務と責任の範囲――復代理制度と履行補助者責任論の再検討を手がかりとして
 第11章 第三者への事務処理の委託――信託法改正の意義と民法改正の課題

 事項索引 

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