秩序の砂塵化を超えて : 環太平洋パラダイムの可能性

秩序の砂塵化を超えて

環太平洋パラダイムの可能性

編著地域研究

村上勇介, 帯谷知可 編
村上勇介, 帯谷知可 編
村上勇介(東南アジア地域研究研究所 / 編集), 帯谷知可(東南アジア地域研究研究所 / 編集), 長岡慎介(アジア・アフリカ地域研究研究科 / 分担執筆), 岡本正明(東南アジア地域研究研究所 / 分担執筆)
Yusuke Murakami (東南アジア地域研究研究所, 編集), Chika Obiya (東南アジア地域研究研究所, 編集), Shinsuke Nagaoka (アジア・アフリカ地域研究研究科, 分担執筆), Masaaki Okamoto (東南アジア地域研究研究所, 分担執筆)
出版年月
2017.07
図書体裁
A5
出版社
京都大学学術出版会
ISBN
9784814001118
定価(税抜)
3,500
頁数
288
本文言語
日本語

内容紹介

格差拡大を背景にした民主主義の動揺が世界的に広がる一方,クリミア併合や「イスラム国」,南シナ海問題など,第二次大戦以降世界が経験しなかった力による版図の変更さえもが進行している。平和と安定を再構築するための新しい途はどこにあるのか? 旧体制や「伝統」を乗り越えようと格闘する,非欧米地域の社会の中に可能性を見る。

目次

環太平洋研究叢書シリーズの刊行にあたって [村上勇介・帯谷知可]
序 章 秩序形成に向けた動態的視座の構築をめざして[村上勇介・帯谷知可]

第I部 動揺する国家と社会の枠組みの現在
 第1章 権威主義の進化、民主主義の危機[宇山 智彦]
 第2章 民主主義の揺らぎとその含意[村上 勇介]
 第3章 中国の資本主義的発展をどうとらえるか[梶谷 懐]
 第4章 イスラーム観の違いを克服する[帯谷 知可]

第II部 アクターが作りだす位相
 第5章 分極化するアメリカ[大津留(北川)智恵子]
 第6章 「現象」としての「イスラーム国(IS)」[末近 浩太]
 第7章 インドネシアにおける暴力をめぐる公私のポリティクス[岡本 正明]
 第8章 現代イスラーム経済の挑戦[長岡 慎介]
 第9章 UAE のフィリピン人ムスリム女性家事労働者[石井 正子]
  
終 章 砂塵化を超克する試みの萌芽[村上勇介・帯谷知可]

図書に貢献している教員