Re-examining Peace Studies in Asia from the perspective of borders : co-existence and reconciliation
Table of Contents
はじめに―「越境による共生と和解」の平和学を目指して
序章 新しい平和学の模索ー日本平和学会の動向をふまえて [金敬黙]
第 Ⅰ 部 現場から考える平和学の方法
第1章 なぜ越境、共生、そして和解なのか? [金敬黙]
コラム1 私の脱北者支援NGO活動 [金敬黙]
第2章分析の視点と方法―現場の多様性を把握するアクション・リサーチ [金敬黙]
コラム2 エスノグラフィー―関係性の探求 [森本麻衣子]
第3章 越境・共生・和解の「見える化」―問題の発見とドキュメンタリー制作 [野中章弘]
コラム3 私とAPI―小型ビデオで世界を変える [野中章弘]
第 II 部 平和への視座
第4章 都市における多文化と共生、そして境界ー新大久保の「街歩き」 [金敬黙]
コラム4 私の研究で知りえたことの表現と節制 [金敬黙]
第5章 平和の担い手としての越境人を育てる―在日コリアンの生の軌跡、アイデンディディ形成から考える価値としての越境
コラム5 私の学校遍歴ー朝鮮学校、日本の公立学校、コリア国際学園[鄭康烈]
第 III 部 平和へのアプローチ
第6章 歴史認識と和解ー中国人サバイバーの戦争の記憶を聴く [森本麻衣子]
第7章 平和を創る主体の育成ー埼玉県藪駅周辺での「フィールドワークを歩く」行為を通して [南雲勇多]
第8章 映像平和学への挑戦―カレン難民の越境と共生を考える [直井里予]
対談 「平和のための私の役割」 [安田菜津紀×金敬黙]
おわりに