法治国原理と公法学の課題 (行政法研究双書 36)
目次
本書の概要(各論文の解題)
序 章 行政法における公益と私益
第一部 行政作用法
第一章 法律事項論
第二章 行政過程による〈統合〉の瑕疵
第二章(補論)違法性の承継――狸の森判決を素材として
第三章 不可分利益の保護に関する行政法・民事法の比較分析
第四章 武力行使・武器使用の法的規制
第二部 行政救済法
第五章 取消訴訟の存在理由
第六章 行政事件における訴訟要件の意義
第七章 行政法における違法概念の諸相(取消違法の構造)
第七章(補論)事実認定手続と判断代置審査――府中固定資産税判決を素材として
第八章 帝国憲法・現憲法下の官吏責任・国家責任
第九章 続・行政法における違法概念の諸相(国賠違法の構造)
終 章 公権力と公益
(事項索引/判例索引/人名索引)