232の具体的なケースで学べる新しい民法!
民法がいよいよ変わります。施行までまだたっぷり時間があるから大丈夫、なんて考えてはいませんか。適用されるのは現行法(旧法)とはいえ、改正法(新法)が成立した以上、今後は、改正法の考え方に沿った現行法の解釈がなされていきます。もう新しい民法は動き出しているのです。
改正の前後で、どのような違いが生じるのかを、シンプルな設例(Case)をもとに、「旧法での処理はどうだったか」(Before)「新法での処理はどうなるか」(After)に分け、第一線で活躍する民法学者および実務家が、わかりやすく解説。
根拠条文・要件効果の違いを示すことを第一義にし、実務においても学習においても、まず、押さえておきたい基本を明示。新しい民法の理解が一気に深まる注目の一冊!
〔民法総則〕
Ⅰ 法律行為
Ⅱ 代理
Ⅲ 無効および取消し
Ⅳ 条件
Ⅴ 時効
〔債権〕
Ⅰ 債権の目的
Ⅱ 法定利率
Ⅲ 債権の効力
Ⅳ 解除と危険負担
Ⅴ 債権者代位権
Ⅵ 詐害行為取消権
Ⅶ 多数当事者の債権・債務
Ⅷ 保証債務
Ⅸ 債権譲渡
Ⅹ 債務引受
ⅩⅠ 契約上の地位の移転
ⅩⅡ 弁済
ⅩⅢ 相殺
ⅩⅣ 更改
〔契約〕
Ⅰ 契約の成立
Ⅱ 第三者のためにする契約
Ⅲ 定型約款
Ⅳ 売買
Ⅴ 贈与
Ⅵ 消費貸借
Ⅶ 賃貸借
Ⅷ 使用貸借
Ⅸ 請負
Ⅹ 委任
ⅩⅠ 雇用
ⅩⅡ 寄託
ⅩⅢ 組合