週一回サイコセラピー序説 : 精神分析からの贈り物

週一回サイコセラピー序説

精神分析からの贈り物

編著
心理
北山修 監修, 高野晶 編
岡野憲一郎(教育学研究科 / 分担執筆)
Kenichiro OKANO (教育学研究科, 分担執筆)
出版年月
図書体裁
A5判
出版社
創元社
ISBN
9784422116372
定価(税抜)
2,800
頁数
192
本文言語
日本語

内容紹介

「では また…」で来週会うリズム

“週一回”で巡ってくる特別な日、たとえば日曜日、週刊誌の発行日、TV番組、塾、習い事… 私たちの生活のなかに、こうした「周期的/円環的な時間の流れは」自然と身にしみている。そうしたリズムにのった形で、現在の心理療法は“週一”で設定されることが多いようだが、かたや、精神分析では「最低でも週四回」という設定が必須とされている。この「週四回」にもまた、重用な根拠が秘められている。その根拠と「週一回」の妥当性のあいだのせめぎあいを、本書はどこまでも現実の・実際の心理面接力動に拠って、多角的に検討する――週一回と週四回では、どこが、どう、違ってくるのだろうか?

図書に貢献している教員