Publications by Kyoto University Researchers
年報村落社会研究 第55集
オランダのプルフを初めとする研究グループは、欧州の6ケ国3264人の農業者を対象とした調査から、対象者全体の83%にあたる農業者が、「多角化」、「高付加価値化」、「地域資源の有効利用/に根ざす」の少なくともいずれかひとつの戦略を実行していることをあきらにした。EUの農業者らが現代を生き抜くために実際に採用している戦略が「再小農化」である。本集の目的は、日本農業が、どこまでこの「新しい小農層」の議論と状況を共有し、どこが固有の特徴として独自の論点を提起するのかについて、明らかにすることである。
Researchmap 教員データベース 所属部局 個人サイト
本サイトで探す CiNiiで探す