法解釈の方法論 : その諸相と展望
目次
序 章――プロローグ
未来志向の法解釈(亀本 洋)
第一章 法解釈の方法論
日本における民法解釈方法論の変遷とその特質(山本敬三)
行政法解釈の方法――最高裁判例にみるその動態(中川丈久)
経済法解釈の特徴について――競争法におけるルールとスタンダード(川濵 昇)
商法学における法解釈の方法(田中 亘)
第二章 経済分析による法解釈の可視化
判例に見る知的財産法解釈方法論と政策形成(前田 健)
国際私法解釈論に関する若干の考察――判例分析をとおして(河野俊行)
刑事訴訟法解釈の方法(稻谷龍彦)
第三章 法分野固有の解釈指針
民事訴訟法の分野における解釈方法論(垣内秀介)
労働法における法解釈の方法に関する覚書(山川隆一)
最高裁判例に見る租税法規の解釈手法(佐藤英明)
刑法の解釈方法と判例(品田智史)
終章――エピローグ
最高裁の憲法解釈方法に関する一考察――なぜ審査基準論を採るべきか(淺野博宣)