Publications by Kyoto University Researchers
刑法演習書のデファクト・スタンダード。練られた設例を用いて,理論の構成および重要な事実の抽出を繰り返すことにより,応用力を涵養する。的確に要点を示す解説には定評がある。旧版の記述を見直して内容を一層充実させつつ,4つの設例・解説を追加した。
故意の認定/承継的共犯/共謀共同正犯と間接正犯の区別/占有の概念/横領と背任の区別/違法阻却事由の錯誤/窃盗罪の保護法益・親族相盗例/正当防衛・過剰防衛の成否,因果関係等/早すぎた結果発生/被害者の同意/邸宅侵入と放火/中止犯/二重売買と横領/抽象的事実の錯誤/銀行取引等犯罪/賄賂罪/共謀共同正犯と二項強盗/過失犯の共同正犯/ひき逃げ・遺棄/原因において自由な行為/司法に対する罪/窃盗の不法領得の意思/過失犯と結果回避可能性/盗品等関与罪/共犯関係からの離脱……など分野横断的な全52設例。
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