老子道徳経 (井筒俊彦翻訳コレクション)

老子道徳経

井筒俊彦翻訳コレクション

翻訳
哲学・思想
井筒俊彦 著 , 古勝隆一 訳
古勝隆一(人文科学研究所 / 翻訳)
Ryuichi Kogachi (人文科学研究所, 翻訳)
出版年月
図書体裁
A5
出版社
慶応義塾大学出版会
ISBN
9784766424157
定価(税抜)
3,800
頁数
272
本文言語
日本語

内容紹介

▼井筒俊彦英文著作翻訳コレクションの第一弾。

▼『Lao tsu』(2001年)として歿後刊行された井筒俊彦による『老子道徳経』の英訳遺稿を日本語訳に翻訳する。

▼代表的英文著作Sufism and Taoismを中心に、井筒東洋哲学において特別な存在でありつづけた老子とその思想。老子哲学への井筒独自の神秘主義的な解釈が表われた英訳を忠実に日本語に翻訳。原文と訓読文を補い、訳者による解説、索引を附す。

▼老子その人と『道徳経』についてきわめて明快、簡潔に解説しつつ、独自の老子哲学観も提示する序文つき。

▼伝統的な『道徳経』解釈に向き合い忠実に言葉を選びながら、井筒は、語り手の老子を「永遠なる道」に同一化した人物と捉え、そこに流れる一貫した強力な思想を読みとる。これまでにない『老子道徳経』を読むことができる一冊。

目次

序  老子と『道徳経』
道経(第一章 ―― 第三十七章)
徳経(第三十八章 ―― 第八十一章)

訳者解説
訳者あとがき

図書に貢献している教員