Publications by Kyoto University Researchers
老いの制度と力をめぐる民族誌
アフリカでは人はいかに老いていくのか。アフリカをこよなく愛する文化人類学者たちが、 エチオピア,ケニア,マダガスカル,コモロ諸島,南アフリカの老人たちの多様な姿を長年にわたるフィールドワークにより描き出す比較民族誌。地球規模の高齢化が叫ばれるなかで,老いることの価値と目標を問い直す。各フィールドで撮影された老人たちや儀礼の写真を多数収録。
序 章 アフリカで老いること、日本で老いること 第1章 老いの情景 第2章 老いの相貌 コラム1 ギリアマにおける白髪老人と妖術 第3章 マダガスカルにおける老いと力 第4章 老いの祝福 第5章 社会の舞台裏を牛耳る コラム2 せびられる老女 第6章 老いてなお子ども 第7章 一夫多妻社会の老人事情 コラム3 アフリカ農村における手探りの高齢者ケア 第8章 〈老いの力〉の未来を左右する少子高齢化 あとがき
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2017年5月25日(木曜日) - 18:22
京都大学アフリカ地域研究資料センターの中村香子研究員が、6月25日(日)に丸善京都本店にて、トークイベント「アフリカ牧畜民女性のいま」を行います。