フローマイクロ合成の最新動向 (ファインケミカルシリーズ)

フローマイクロ合成の最新動向

ファインケミカルシリーズ

編著
化学
工学
深瀬浩一, 永木愛一郎監修
永木愛一郎(工学研究科 / 監修)
Aiichiro Nagaki (工学研究科, 監修)
出版年月
図書体裁
B5判
出版社
シーエムシー出版
ISBN
9784781316154
定価(税抜)
66,000
頁数
254
本文言語
日本語

内容紹介

フローマイクロ合成は連続製造プロセスの基盤技術であり、グリーンなものづくりへの貢献が期待される。本書ではプロセス開発や有用物質合成に向けた最近の展開について詳述するとともに、フロー実用化事例についても解説する。

目次

目次
第I編:フラスコ合成化学からフロー合成化学への展開について
第1章 高速合成化学
第2章 フロー反応装置を活用した高効率光反応
第3章 気液フロー反応の動向と新たな利用法
第4章 不均一系キラル超分子金属クラスター触媒の開発と連続フロー系への展開
第5章 有機電解反応の現状とフロー技術の利用
第6章 高分子合成反応

第II編:フロープロセス開発の展開について
第7章 フロープロセスにおける酸化反応-大規模化学プロセスからみえるもの
第8章 不均一系触媒を使用したフロー式接触還元反応の進展
第9章 加水分解酵素反応プロセス
第10章 ファインケミカル合成プロセス

第III編:有用物質合成への展開について
第11章 糖鎖合成
第12章 ペプチド合成
第13章 フッ素化
第14章 トリフルオロメチル化合物
第15章 フロー合成法の天然物合成への応用
第16章 フロー化学の医薬品合成への応用の試み ─タミフルのワンフロー合成と有機触媒の固定化─
第17章 フローマイクロリアクターによるα-アルキリデンβ-オキソイミドの直截的合成
第18章 フロー法を用いたフラーレン誘導体の合成
第19章 ナノ粒子合成

第IV編:プロセス強化,実用化への展開について
第20章 プロセスインフォマティクス:プロセス強化のためのAI活用
第21章 医薬品製造のためのフロー実用化展開
第22章 ファインケミカルにおけるフロー合成法の実用化

図書に貢献している教員