融合分野としての少年法

融合分野としての少年法

編著
教育
法律
服部朗編集代表, 武内謙治, 藤原正範, 岡邊健編集
岡邊健(教育学研究科 / 編集, 分担執筆)
Takeshi OKABE (教育学研究科, 編集, 分担執筆)
出版年月
図書体裁
A5判
出版社
成文堂
ISBN
9784792354060
定価(税抜)
8,000
頁数
364
本文言語
日本語

内容紹介

「融合」「協働」「連携」をキーワードとして、少年法およびその隣接領域の何たるかを理論的・実践的に展望する。

目次

はしがき
融合、協働、連携の意義と課題   服部 朗(1)
少年法の社会性と協働・連携   武内謙治(21)
青少年問題言説の様態 ―『青少年問題』と矯正図書館論文データベースを手がかりに―   岡邊 健(44)
子ども法制における少年法改正問題 ―教育福祉研究と甦育論―   竹原幸太(69)
非行の防止と地域社会 ―「非行」概念を乗り越えて―   小西暁和(89)
少年被疑者の捜査と弁護人の役割 ―少年被疑者の取調べを中心に―   石田倫識(112)
少年の成長・発達に寄り添う協働、連携、その一端を支える家裁調査官の活動   山田麻紗子(133)
フランス少年司法保護局における多機関連携   大貝 葵(155)
少年の附添人活動 ―社会資源との連携による少年支援の実践例から―   多田 元・北川喜郎・本田亜希(177)
少年司法における少年の参加・再訪   葛野尋之(197)
保護観察対象少年のための立ち直り支援と多機関連携   小長井賀與(220)
児童自立支援施設 ―ウイズとまなざしと繋がりと―   武 千晴(242)
少年院処遇の現場から考える健全育成理念について   上野友靖(267)
非行少年の「生き直し」のために ―信頼関係を基礎とした連携―   高坂朝人(288)
保護処分と刑事処分の境目を考える ―家庭裁判所実務の動向―   藤原正範(309)
ドイツ少年参審制度における市民との協働   大塚英理子(334)
あとがき   (355)

図書に貢献している教員