マルクス・アウレリウス : 『自省録』のローマ帝国 (岩波新書 新赤版 1954)

マルクス・アウレリウス

『自省録』のローマ帝国

岩波新書 新赤版 1954

単著
哲学・思想
歴史
南川高志(文学研究科 / 著者)
Takashi Minamikawa (文学研究科, 著者)
出版年月
図書体裁
新書判
出版社
岩波書店
ISBN
9784004319542
定価(税抜)
860
頁数
220
本文言語
日本語

内容紹介

マルクス・アウレリウスの生涯は、「哲人皇帝」にふさわしいものであったのか。終わらない疫病と戦争というローマ帝国の実態のなかに浮かび上がるのは、心労を重ねながらも、皇帝の職務をひたむきに遂行しようとする人間の姿であった。歴史学の手法と観点から、『自省録』の時代背景を明らかにすることで、賢帝の実像に迫る。

図書に貢献している教員