Publications by Kyoto University Researchers
系統看護学講座 別巻
●近年の緩和ケアでは、がん以外の患者への緩和ケアが注目されるようになったこと、診断早期からの緩和ケアが目ざされるようになったこと、小児やAYA世代の患者への緩和ケアが注目されるようになったことなど、大きな変化が見られるようになりました。 ●本書の今回の改訂では、こうした対象となる疾患の広がり、病期の広がり、患者の広がりといったさまざまな緩和ケアの広がりに対応すべく、「病気の種類、病期、年齢、療養場所を問わず、多職種によって行われる横断的な緩和ケア」を学べる1冊とすることを大きな方針として改訂を行いました。 ●緩和ケアで重要な基盤となるチームアプローチやコミュニケーション、倫理的課題から、全人的ケアの実践や対象のライフサイクル・疾患ごとのアセスメントとケアの実践、臨死期のケアや家族のケアといった実践的な内容、そして医療スタッフのケアや教育・研究まで、緩和ケアを学ぶ際に必要とされるエッセンスを凝縮した1冊です。
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