近代日本のメディア議員 : 〈政治のメディア化〉の歴史社会学

近代日本のメディア議員

〈政治のメディア化〉の歴史社会学

編著社会

佐藤卓己, 河崎吉紀 編
佐藤卓己, 河崎吉紀 編
佐藤卓己(教育学研究科 / 編集, 分担執筆)
Takumi Sato (教育学研究科, 編集, 分担執筆)
出版年月
2018.11
図書体裁
A5
出版社
創元社
ISBN
9784422300733
定価(税抜)
4,500
頁数
488
本文言語
日本語

内容紹介

政治の自立性を奪う《メディアの論理》とは
政治の自立性を奪う、《メディアの論理》とは何か?
『衆議院議員名鑑』の記述をもとに、第1回~第39回衆議院議員総選挙で当選したメディア出身・関連議員(メディア議員)980余人を抽出しデータベース化。さまざまな観点からの数量的調査を通して、「政治の論理=価値や理念の実現」が「メディアの論理=社会的影響力の最大化」に取り込まれてゆき、世論迎合型(=劇場型)政治へといたる、そのルーツと変遷を検証する。10名の研究者によるポリフォニックな共同研究。
巻末には、984人分のメディア議員リストを収録。

目次

序 章◇メディア政治家と「政治のメディア化」(佐藤卓己)
第一章◇メディアに関連する議員の一〇〇年――『衆議院議員名鑑』における数量的分析(河崎吉紀)
第二章◇メディア政治家の諸類型――「東の新聞県」長野県選出議員の分析から(井上義和)
第三章◇九州における地方紙の政治性――士族反乱の余波と「政論」の持続(福間良明)
第四章◇出版関連議員と政論メディアの変遷――雑誌の専門化と商業化(福井佑介)
第五章◇ポスト政論新聞・大阪系全国紙の迂回路――特ダネ主義と政治部記者(松尾理也)
第六章◇普通選挙体制下のメディア政治家――政党政治と「世論」政治(白戸健一郎)
第七章◇海外経験を持つメディア議員たち――東亜同文書院卒業者を中心として(本田毅彦)
第八章◇メディア議員の翼賛・迎合・抵抗――翼賛選挙と公職追放(赤上裕幸)
第九章◇自己メディア化する女性議員――その誕生と展開(石田あゆう)
あとがき(河崎吉紀)
<巻末資料>近代日本のメディア議員データ 抄録版

図書に貢献している教員