資本主義と倫理 : 分断社会をこえて

資本主義と倫理

分断社会をこえて

編著
経済
京都大学経済研究所附属先端政策分析研究センター編, 岩井克人 [ほか] 著
溝端佐登史(経済研究所 / 分担執筆), 内田由紀子(人と社会の未来研究院 / 分担執筆)
Satoshi Mizobata (経済研究所, 分担執筆), Yukiko Uchida (人と社会の未来研究院, 分担執筆)
出版年月
出版社
東洋経済新報社
ISBN
9784492961582
定価(税抜)
1,500
頁数
209
本文言語
日本語

内容紹介

資本主義はどのような方向に向かっていくのだろうか--。
現在われわれは資本主義そのものをクールに見定める必要に迫られている。格差や環境破壊、経済危機などはいずれもが資本主義というシステムの成り立ちと深いかかわりをもっているためである。
倫理、農業、政治、教育等々の多様なバックグラウンドから、先端的識者により、資本主義がどこから来てどこへ向かうのかという鋭い問いかけがなされていく。
本書は京都大学経済研究所附属先端政策分析研究センターのシンポジウムをベースとしたものであり、発言者は多様な専門性を背景に、資本主義への洞察に富む問いを発し、検討の俎上に上げようとしている。
第一級の研究者たちの問いを通して、現代を取り巻く日常的な風景に新たまた様相を見出せるようになるであろう。

図書に貢献している教員