現代精神医学原論
目次
第1部 理論編 臨床医は何を考えているのか、そしてそれはなぜか
第1章 現状 教条主義、生物・心理・社会モデル、そしてそれに代わるもの
第2章 そこには何があるのか 心と脳について
第3章 どうやってそれを知るか 心を理解する
第4章 科学的方法とは何だろうか?
第5章 ヤスパースの『精神病理学総論』を読む
第6章 精神医学における科学的方法とは何か?
第7章 ダーウィンの危険な方法 本質主義者の誤り
第8章 私たちは何に価値をおくか 精神医学の倫理
第9章 欲求と自己 ヘレニズムと東洋のアプローチ
第2部 実践編 臨床医は何をしているのか、そしてそれはなぜか
第10章 心の病気の本性について 疾患か神話か?
第11章 混乱からの秩序? 精神科疾病分類の進化
第12章 DSM-IVの理論 理念型
第13章 次元かカテゴリーか
第14章 信念の危機 精神病について
第15章 この過酷な運命にふりそそぐ石や矢 うつについて
第16章 人生のジェットコースター 躁について
第17章 自分について気づいていること 病識について
第18章 精神薬理学 カルヴィニズムか快楽主義か?
第19章 真実と統計 実証的精神医学の問題
第20章 意見の趨勢 精神分析に残されたもの
第21章 そこにいるということ 実存的精神療法
第22章 折衷主義を超えて 精神療法と精神科薬物療法の統合
第3部 折衷主義のあとに
第23章 生物学と心理学の二極分化の統合 統合主義の希望
第24章 多元主義者になるのはどうして難しいのか
あとがき
訳者あとがき
原注
文献
人名索引