日本法史から何がみえるか : 法と秩序の歴史を学ぶ

日本法史から何がみえるか

法と秩序の歴史を学ぶ

教科書
法律
高谷知佳, 小石川裕介 編
高谷知佳(法学研究科 / 編集), 見平典(人間・環境学研究科 / 分担執筆)
Chika Takatani (法学研究科, 編集), Tsukasa Mihira (人間・環境学研究科, 分担執筆)
出版年月
図書体裁
A5判並製
出版社
有斐閣
ISBN
9784641125971
定価(税抜)
2,700
頁数
342
本文言語
日本語

内容紹介

日本法史(法制史)の新しい学習テキスト。古代から近現代に至るまで,どのように法や秩序が形成され,またその実態はいかなるものであったか。それぞれの時代における法の生きた姿を,制度のみならず社会関係も含めた広い視野で鮮やかに描く画期的な一冊。

目次

日本法史への招待(佐藤雄基)
第1部 古代・中世
 はじめに(佐藤雄基)
 第1章 古代における法と礼(桃崎有一郎)
 第2章 古代法と律令(佐藤雄基)
 第3章 中世の法典──御成敗式目と分国法(佐藤雄基)
 第4章 中世における法と礼(桃崎有一郎)
 第5章 中世社会の秩序(高谷知佳)
第2部 近世
 はじめに(谷口眞子)
 第1章 近世国家の基本構造と自力救済の変容(谷口眞子)
 第2章 法と礼の整備と可視化される秩序(谷口眞子)
 第3章 近世社会と法(丸本由美子)
 補章 過去の法へのまなざし──日本法史学史(佐藤雄基)
第3部 近現代
 はじめに(小石川裕介)
 第1章 近代における社会変動と法──収斂と変異(久保秀雄)
 第2章 法教育と法学の始まり(小石川裕介)
 第3章 帝国日本における植民地の法(岡崎まゆみ)
 第4章 近現代における司法と政治(見平典)
法史から現代の法へ(酒巻匡)/これからの学習のために(丸本由美子)

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