京大変人講座 : 常識を飛び越えると、何かが見えてくる

京大変人講座

京大変人講座

常識を飛び越えると、何かが見えてくる

共著
大学・学問
酒井敏, 小木曽哲, 山内裕, 那須耕介, 川上浩司, 神川龍馬(著), 山極寿一(解説), 越前屋俵太(その他)
酒井敏(人間・環境学研究科 / 共著者), 小木曽哲(人間・環境学研究科 / 共著者), 山内裕(経営管理研究部 / 共著者), 那須耕介(人間・環境学研究科 / 共著者), 神川龍馬(人間・環境学研究科 / 共著者), 川上浩司(情報学研究科 / 共著者), 山極壽一(京都大学 / 解説・解題)
Satoshi Sakai (人間・環境学研究科, 共著者), Tetsu Kogiso (人間・環境学研究科, 共著者), Yutaka Yamauchi (経営管理研究部, 共著者), Kosuke Nasu (人間・環境学研究科, 共著者), (人間・環境学研究科, 共著者), Hiroshi Kawakami (情報学研究科, 共著者), Juichi Yamagiwa (京都大学, 解説・解題)
出版年月
出版社
三笠書房
ISBN
9784837927792
定価(税抜)
1,600
本文言語
日本語

内容紹介

「京大変人講座」とは――京大に連綿と受けつがれている「自由の学風」「変人のDNA」を世に広く知ってもらうため発足した公開講座。
普通の人が思いつかないこと、ありえないほどワクワクすることを実現する場所だ。

目次

★変化の最先端が「変人」なのだ 霊長類学・京大総長 山極寿一✕ナビゲーター 越前屋俵太
★学校では教えてくれない「恐怖の地球史」 岩石学・小木曽哲
★なぜ鮨屋のおやじは怒っているのか サービス経営学・山内裕
★「安心・安全」が人類を滅亡に導く 法哲学・那須耕介
★「不便なモノ」が社会を豊かにする!? システム工学・川上浩司
★「ヘンな生き物たち」のサバイバル術 生物学・神川龍馬
★「無計画」という最適解 地球物理学・酒井敏京都大学発! 行列のできる授業が書籍化!

[著者紹介]
酒井 敏(さかい・さとし)
京都大学人間・環境学研究科教授。地球物理学者。
同大学大学院理学研究科修士課程中退。1986年京大理学博士、2009年より現職。
もともと海洋物理が専門だが、2006年「フラクタル日除け」を発明し、現在は主にその研究をしている。

小木曽 哲(こぎそ・てつ)
京都大学人間・環境学研究科教授。地球岩石学者。
同大学大学院理学研究科地質学鉱物学専攻修了。
東京工業大学、海洋研究開発機構などを経て、2016年より現職。
地球の歴史を岩石の生成過程から探るのが研究テーマ。

山内 裕(やまうち・ゆたか)
京都大学経営管理大学院准教授。経営学者。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校にて経営学博士号取得。
ゼロックス・パロアルト研究所研究員などを経て、2015年より現職。専門はサービス経営学、組織文化論など。

那須耕介(なす・こうすけ)
京都大学人間・環境学研究科教授。法哲学者。
同大学大学院法学研究科にて博士号取得。摂南大学准教授などを経て、2018年より現職。
法と道徳の関係、市民社会の成り立ちなどについて研究している。

川上浩司(かわかみ・ひろし)
京都大学情報学研究科特定教授。システム工学者。京都大学工学研究科にて博士号取得。
「便利」「効率化」といったこと以外に、人間と機械はどのような関係を結べるかが研究テーマ。

神川龍馬(かみかわ・りょうま)
京都大学人間・環境学研究科助教。同大学院農学研究科博士課程修了。
進化生物学者。
研究分野は動物でもなく、植物でもなく、菌類でもない単細胞の真核生物の多様性と系統について。

山極寿一(やまぎわ・じゅいち)
京都大学第26代総長。理学博士。日本を代表する霊長類学・人類学者。
ゴリラの研究で一躍名をはせる。
『ゴリラからの警告「人間社会、ここがおかしい」』(毎日新聞出版)など著書多数。
2014年より現職。

越前屋俵太(えちぜんや・ひょうた)
「京大変人講座」ナビゲーター。
「探偵!ナイトスクープ」「オールナイト・ニッポン」などの人気番組でタレントとして活躍。
現在は、関西大学、和歌山大学、京都造形芸術大学で教鞭をとるほか、プロデューサー、演出家、書家など多彩に活動中。

図書に貢献している教員