Beyond smart life : 好奇心が駆動する社会

Beyond smart life

好奇心が駆動する社会

編著
大学・学問
社会
歴史
日立京大ラボ編著
山極壽一(京都大学 / 分担執筆), 南川高志(文学研究科 / 分担執筆), 諸富徹(経済学研究科 / 分担執筆), 河野泰之(東南アジア地域研究研究所 / 分担執筆), 内田由紀子(人と社会の未来研究院 / 分担執筆), 川上浩司(情報学研究科 / 分担執筆), 松浦健二(農学研究科 / 分担執筆), 嶺重慎(理学研究科 / 分担執筆), 雨森賢一(高等研究院 / 分担執筆), 植田充美(農学研究科 / 分担執筆), 岡本正明(東南アジア地域研究研究所 / 分担執筆), 重田眞義(アジア・アフリカ地域研究研究科 / 分担執筆), 出口康夫(文学研究科 / 分担執筆)
Juichi Yamagiwa (京都大学, 分担執筆), Takashi Minamikawa (文学研究科, 分担執筆), Toru Morotomi (経済学研究科, 分担執筆), Yasuyuki Kono (東南アジア地域研究研究所, 分担執筆), Yukiko Uchida (人と社会の未来研究院, 分担執筆), Hiroshi Kawakami (情報学研究科, 分担執筆), Kenji Matsuura (農学研究科, 分担執筆), Shin Mineshige (理学研究科, 分担執筆), Kenichi Amemori (高等研究院, 分担執筆), Mitsuyoshi Ueda (農学研究科, 分担執筆), Masaaki Okamoto (東南アジア地域研究研究所, 分担執筆), Masayoshi Shigeta (アジア・アフリカ地域研究研究科, 分担執筆), Yasuo Deguchi (文学研究科, 分担執筆)
出版年月
出版社
日本経済新聞出版
ISBN
9784532358624
定価(税抜)
1,800
頁数
351
本文言語
日本語

内容紹介

■ゴリラ、シロアリ、宇宙、アフリカ、古代ローマ――2050年の社会課題の突破口を、京大の多様な知性と日立の未来社会研究が融合し探究!

■京都大学と日立製作所により「ヒトと文化の理解に基づく基礎と学理の探究」のため設立された日立京大ラボが、人口減少やシンギュラリティといった社会的課題解決に、本源を問う「大学の知」がどのように役立つかを探索するユニークなプロジェクトの成果をまとめる。

■継続的な京都大学の先生との対話から、2050年の日本が抱える社会課題(3つの喪失:信じるものがなくなる/頼るものがなくなる/やることがなくなる)を解決するヒントを、「不思議や未知なるものにわくわくする心」や「主体的に課題を問い、解決する力」と仮定。それらのヒントをベースに、「市民参加型の社会システムや社会インフラを構築すること」や「便利すぎない未完成な社会を許容し、多様な人財が社会貢献できる余白をつくること」といった将来に向けて大切にしたいことを提言する

目次

第1章 三つの喪失(トリレンマ)
第2章 様々な視点によるトリレンマからの脱出のヒント
第3章 トリレンマからの脱出で大切にしたいこと
第4章 実践的な取り組み
第5章 特別対談「幸せ」を中心に未来社会をデザインする
第6章 問う心を育て、生かす--大学と企業の役割
第7章 「われわれとしての自己」から見た「アフターコロナ」

協力者: 広井良典(こころの未来研究センター)

図書に貢献している教員